【今週のマーケットまとめ】8/24〜8/28 日経平均は週間+0.59%、NVIDIA決算とFRB発言に揺れた一週間

【今週のマーケットまとめ】8/24〜8/28 NVIDIA決算とFRB発言に揺れた一週間

今週は「NVIDIA決算への期待と失望」「FRB議長の一言」「日銀9月利上げ観測」という3つのテーマに市場が振り回された一週間でした。日経平均・TOPIXともに週間ではプラスを確保したものの、値動きはかなり忙しかったというのが率直な印象です。投資は自己責任が大前提ですが、40代会社員として資産形成を続ける個人投資家の目線で、今週の振り返りをまとめておきます。

今週の主な出来事

日経平均は週間+0.59%、TOPIXは+1.95%と明暗

週明け8月24日(月)は米長期金利の上昇を嫌気して半導体株などが売られ、日経平均は前日比488円27銭安(-0.74%)の6万5528円09銭で終了。しかし火曜・水曜と持ち直し、週間ベースでは日経平均が+0.59%、TOPIXは+1.95%とTOPIXの方が優勢な一週間になりました。指数だけを見ていると気づきにくいですが、値がさの半導体・グロース株よりも、金融株や内需株を含む幅広い銘柄群の方が底堅かったことを示しています。

NVIDIA決算は「好決算・微妙な反応」

米国時間8月26日、AI相場の主役であるNVIDIAが決算を発表。売上高は962億ドル(前年同期比+106%)と市場予想(約922億ドル)を大きく上回り、第3四半期の売上見通しも1080億ドルと強気の内容でした。ところが株価は時間外で一時下落したのち切り返して+5%まで戻すなど、期待値の高さゆえに乱高下する展開に。好決算=即株高、とはならないところに、今のAI相場の過熱感がにじんでいます。

FRB議長発言でS&P500は週末に反落も、週間ではプラス圏

S&P500は週間で+0.5%程度と上昇を確保しましたが、金曜日はFRBのウォーシュ議長がインフレへの警戒感を示したことを受けて反落。ジャクソンホール会議での発言が材料視され、金利先高観と株高の綱引きが続いている様子がうかがえます。

ドル円は159円台〜160円台で乱高下

為替は159円台前半から後半、一時160円台まで振れる展開でした。日米協調介入後の水準を試す動きが続いており、金利差だけでなく当局のスタンスも意識される相場になっています。

りょうが特に気になった話題

今週いちばん気になったのは、日銀9月利上げ観測が8割に急上昇 変動金利はどうなる?個人投資家が今できることでも取り上げた「日銀9月利上げ」がいよいよ現実味を帯びてきたことです。市場の織り込みは約8割まで上昇し、野村證券がメインシナリオに格上げしたと報じられました。9月17〜18日の金融政策決定会合が事実上の分水嶺になりそうです。

私自身は、利上げそのものよりも「利上げ後に何が起きるか」の方が重要だと考えています。過去の値動きを見ても、利上げ観測が強まる局面では円高・株安に振れやすい一方、実際に利上げが決まった後は「材料出尽くし」で相場が落ち着くパターンも多く見られました。変動金利で住宅ローンを組んでいる方や、これから借り換えを検討している方は、今のうちに固定金利との比較シミュレーションだけでもしておくと、実際に金利が動いたときに慌てずに済むはずです。断定はできませんが、9月会合までは「利上げありき」で相場が神経質になりやすい局面が続くと見ています。

来週の注目ポイント

  • 東京都区部消費者物価指数(8月分)の発表
  • 米国のISM製造業景気指数、雇用関連指標
  • ジャクソンホール会議後のFRB高官発言の余波
  • ドル円が160円台を試すかどうかの為替動向
  • 9月17〜18日の日銀金融政策決定会合に向けた地ならし報道

今週の学び・まとめ

  • 好決算がそのまま株高につながるとは限らない。期待値がどこまで織り込まれているかを冷静に見る必要がある
  • 指数の騰落率だけでなく、TOPIXと日経平均のどちらが優勢かを見ると、資金がどのセクターに向かっているかのヒントになる
  • 日銀の利上げ観測のような「織り込み度合い」が変化する局面では、短期の値動きに一喜一憂せず、当初の投資方針を崩さないことが大切
  • 為替の変動は住宅ローンや海外資産の評価額にも影響するため、家計全体で定期的にチェックしておきたい

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買や投資判断を推奨するものではありません。投資は必ずご自身の判断と自己責任で行ってください。

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